当社はSDGs活動の一環として、カーボンニュートラルで重要な役割を果たす森林の整備を行っています。
そのフィールドは山形県庄内地区北部の山林に設けた「エルデックの森」です。
山形県が創設し進める「やまがた絆の森プロジェクト」に賛同し、2021年に山形県(公益財団法人やまがた森林と緑の推進機構)と協定を締結。認定森林を「エルデックの森」と名付け、森の炭素固定※機能を最大化させるため、適切な間伐を実施しています。
既に総面積50haのうち累計で37haの間伐を実施し、CO2換算で391㌧を固定したことで削減に寄与しています。これは当社の2022年度に使用した電気・車両燃料におけるCO2排出量「1,183トン」の33%に相当します。
※炭素固定とは、二酸化炭素に含まれる炭素を固定化することを指し、大気や排気ガス中の二酸化炭素の削減につなげることが可能になります。最も身近な炭素固定は光合成です。
やまがた絆の森 公益財団法人地球環境問題が初めて提起されてから30年が経ちました。
今、環境事業に係る私共に喫緊の課題として求められている事は、廃棄物の適正処理、リサイクル等とそれらに取り組む実務(現場)を担う職員の育成です。
このような社会的ニーズを解決すべく、実務に携わる職員について、環境問題・廃棄物処理に関する知識の向上、職種の社会的評価の確立と社会からのさらなる認知の向上を図るため、「環境保全士」という資格を独自に創設しています。現場に携わる職員で条件を満たした者を「環境保全士」として認定しています。
当社は「環境保全士」を商標登録した上で、その普及促進に努めています。